夏場に多い 就寝中に足がつった!|松本市の整形外科|鈴木整形外科

院長ノート DOCTOR-NOTE

夏場に多い 就寝中に足がつった!

こんにちは。 今日はこの時期に多い就寝中の「足がつる」、俗に言う「こむら返り」についてお話します。 就寝中に、急に足をつってしまうと本当に痛いですよね。私も一人悶絶していることがあります。 この「足がつる」というのは、筋肉が急に収縮し、元に戻らない状態を言います。よくこむら返りと言いますが、この「こむら」とはふくらはぎのことをいいます。ふくらはぎの筋肉がつることを「こむら返り」というわけです。 夏場の時期に起きる就寝中のこむら返りは、冷房をかけっぱなしで寝たり、暑くて布団をかけずに寝たりすることで、足の筋肉を冷やしてしまい起こります。また、寝汗をかくことで体が脱水症になると起こしやすいです。そうはいっても今の時期、冷房は欠かせない方もいらっしゃいますので、 予防策として ①タオルケットなどを足元にかける ②寝る前にも十分な水分補給 を心がけてください。 万が一こむら返りを起こしてしまったら、 足首をゆっくり反らしてふくらはぎを痛みが消えるまでストレッチしてください。 こむら返りをおこした時は、ふくらはぎの筋肉が強く縮んでしまった状態なので、それをゆっくり伸ばしてあげる事が大事です。これで楽になります。 またこむら返りが頻繁に生じる方には、非常に効果がある漢方薬もあります。ご相談ください。