手指の痛み 血液検査で異常なしでもリウマチ?|松本市の整形外科|鈴木整形外科

院長ノート DOCTOR-NOTE

手指の痛み 血液検査で異常なしでもリウマチ?

こんにちは。気が付けばもう9月、松本市内や市内近郊の町村では稲刈りも少しずつ始まってますね。 さて今日は、特殊なタイプのリウマチについてです。 指の関節の痛みやこわばり感がずっとあり、リウマチを心配して別の病院で血液検査をしたけれど陰性。でも痛みや腫れが引かず、困って来院される患者さんが時々いらっしゃいます。 実は、リウマチの中には「セロネガティブRA」といって、血液検査では陰性で異常所見がないリウマチがあります。症状の特徴としては、指の第二関節が腫れて痛く、こわばり感が朝に出やすいようです。もし、血液検査で異常なしと言われたけれど、このような症状が出てる場合は、セロネガティブRAの可能性もあります。気になる方は整形外科を受診してください。