何もしてないのに子供が膝をずっと痛がる|松本市の整形外科|鈴木整形外科

院長ノート DOCTOR-NOTE

何もしてないのに子供が膝をずっと痛がる

こんにちは。松本市内はじめ、県内全域本日は冷たい雨ですね。 さて本日は、小児の膝の痛みについてお話しします。 子供は、転んだ、運動してねじった、など特別なことはしていないのに、膝を痛がることがあります。 これといった原因がないのに痛みが長引き、なかなか様子を見ていても改善しない場合は要注意です。 生まれつき、膝の半月板が「円板状半月板」といい、半月板が大きい子もいるからです。 このような子は、特に大きな外傷がなくても、膝の痛みを訴える場合があります。 痛み以外には、半月板がひっかかり膝が外れるような感覚や、伸ばしにくいなどといった症状も認められます。また普段はあまり痛くはないけれども、ボールを蹴った時や、膝の曲げ伸ばしなどちょっとした動作の時に、嫌な痛みが走るといった子もいます。 小児の膝の痛みがなかなかとれない時は、円板状半月板の可能性もあるので、整形外科専門医に相談してみて下さい。