腕が痛い!肘から下のあたり|松本市の整形外科|鈴木整形外科

院長ノート DOCTOR-NOTE

腕が痛い!肘から下のあたり

こんにちは。松本市内、昨日今日と雪が降りました。気温も非常に低く、転倒などご注意ください。 本日は、肘から下のあたりの痛みについてお話ししたいと思います。 肘から下のあたりはいわゆる前腕部と言われる部位です。 このあたりの痛みの原因として一番多いのは、肘の上腕骨外側上顆炎と言う腱鞘炎です。 具体例としては、雑巾をしぼったり、重い物を持ち上げたりした際に痛みが生じて、握力など力が入らなくなるなどです。 次に多いのは前腕部の筋膜炎です。 手首を動かした際、ゴリゴリした音や痛みがあり、ひどい場合には熱感や腫れなどが認められます。 3番目に多いのが、肘の内側部あたりが痛い、俗にゴルフ肘と言う腱鞘炎です。 手首を曲げたりすると痛みが増強します。また首からくる頚椎性の痛みが伴うこともあり(これは神経からくる痛みなので痛みが激痛の場合もあります)、更にしびれも伴うこともあります。頚椎性の痛みの場合は、首を後ろに後屈すると痛みが増強してきます。酷くなってくると夜も痛みが生じてきて寝れなくなってくることもあります。 肘から下の痛みを感じた場合は、我慢せず整形外科を受診してください。