こんにちは!いつも院長ブログをご覧いただきありがとうございます。
鈴木整形外科は長野県松本市島立にある、整形外科・リハビリテーション科のクリニックです!!
春から初夏にかけては、庭仕事や衣替えなどで体を動かす機会が増える季節ですね。
この時期、当院へのご相談で特に増えてくるのが**「肩の痛み」です。
その中でも多いのが、いわゆる四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)**です。
その肩の痛み、四十肩・五十肩かもしれません
「なんとなく肩が痛い」から始まり、気づけば以下のような症状に進行していませんか?
• 腕が上がらない(挙上困難)
• 後ろに手が回らない(結帯動作の制限)
• 夜中に痛くて目が覚める(夜間痛)
最初は軽い違和感でも、放置すると日常生活に大きな支障をきたすのがこの病気の特徴です。
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)とは?
医学的には**「肩関節周囲炎」**と呼ばれます。肩の関節をスムーズに動かすための「腱板」や、関節を包む「関節包」に炎症が起こり、癒着が生じることで痛みと可動域制限が起こります。
最新のガイドライン(※1)においても、肩関節周囲炎は**「疼痛(痛み)」と「可動域制限」**を主症状とし、自然に治癒する場合もあるものの、数年にわたって症状が残存するケースも少なくないと報告されています。
こんな症状は要注意です
以下のようなサインがある場合は、早めの診断が必要です。
• 夜間痛:寝返りを打つとズキズキ痛む。
• 日常生活の制限:洗髪、着替え(下着のホックを止めるなど)、高い所の物を取る動作がつらい。
特に夜間痛がある場合は炎症が強いサインであり、この時期の無理なストレッチは逆効果になることもあります。
時期ごとの正しい対処法
四十肩は、以下の3つのステージに合わせて治療を変えることが重要です(※2)。
1. 急性期(炎症期):痛みが最も強い時期。無理に動かさず、安静や薬物療法で炎症を抑える。
2. 慢性期(拘縮期):痛みが落ち着き、肩が固まってくる時期。少しずつ可動域を広げる運動を開始する。
3. 回復期:日常生活への完全復帰に向けて、筋力トレーニングや動きの質を改善する。
当院での治療とリハビリテーション
当院では、医師による診察と、理学療法士による専門的なリハビリを組み合わせて治療を行っています。
• 痛みの緩和:薬物療法や必要に応じた注射。
• 運動療法(リハビリ):硬くなった関節包を優しく伸ばし、肩甲骨の動きを正常化させます。
• 生活指導:夜寝る時のクッションの置き方など、具体的なアドバイスを行います。
より詳しい治療方針については、当院の特設ページも併せてご覧ください。
▶ [鈴木整形外科:肩関節の治療・リハビリについて]
https://seikei-suzuki.com/neck/
まとめ|「年のせい」と諦めないでください
肩の痛みは放置すると、反対側の肩まで痛めたり、回復に1年以上かかったりすることもあります。適切なタイミングで適切な処置を行うことが、早期回復への一番の近道です。
「これくらいで受診していいのかな?」と迷われる段階でも構いません。松本市・安曇野市の皆さま、肩の違和感があればお気軽に当院へご相談ください。

参考文献・関連リンク
(※2)日本理学療法学会連合:肩関節周囲炎 理学療法診療ガイドライン
著者 院長 鈴木成典
【略歴】
東筑摩郡山形村出身
岩手医科大学卒業(昭和61年)
信州大学整形外科教室入局
信州大学病院、厚生連安曇病院、厚生連篠ノ井病院、飯田病院、県立木曽病院、相澤病院に勤務
平成11年 松本市島立に鈴木整形外科を開業
【資格・所属学会】
日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会スポーツ認定医
日本スポーツ協会公認スポーツドクター
