学校検診(運動器検診)のシーズンです
こんにちは。
昨日今日は、松本市内の小中学校で運動会、体育祭が行われたところが多かったようですね。
さて5月、6月は学校検診の時期です。
学校検診の中には運動器検診というものがあります。
運動器とは、骨、関節、筋肉、神経、脊椎などを指し、運動器検診は、成長期の子供の骨や関節などを診る大事なものです。脊柱側彎症や大腿骨頭辷り症など大事な病気の初期症状もありますので、検診で医療機関を受診するよう指示された場合は、早めに整形外科専門医を受診して異常所見があるか調べてみて下さい。
運動器検診でわかる主な疾患はこちらです。運動機能を調べる検診
さて異常所見がなくても、お子さんにこんなことが見られませんか?
・転びやすい
・転んだ際に手をつけずに顔面を打ってしまう。
・雑巾掛けができない。
・まっすぐ走れない。
・和式トイレが使えない。
これらは生活や運動習慣の変化や姿勢不良によって、最近の子供たちに多く見られることです。残念ながらこの30年で、子供の骨折の発生率は3倍になったとも言われています。
これらを改善するためにも、まずは姿勢を正しましょう。
良い姿勢のチェックや簡単な体操は、「子どもロコモ読本」で検索してみてください。(転載ができないため、リンクを貼らないことご容赦ください。)