治療方法|松本市の整形外科|鈴木整形外科

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院長ノート DOCTOR-NOTE


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治療方法

石灰沈着性滑液包炎の治療は、大きく分けて保存療法、注射療法、石灰溶解療法、手術療法に分類されます。それぞれの治療法について詳しく説明します。

保存療法

石灰沈着性滑液包炎の治療は、大きく分けて保存療法、注射療法、石灰溶解療法、手術療法に分類されます。それぞれの治療法について詳しく説明します。

休息とアイシング

肩を安静にし、氷嚢を使用して患部を冷やすことで炎症を軽減します。

鎮痛薬の使用

市販の鎮痛薬(アセトアミノフェンやイブプロフェンなど)を使用して痛みを和らげます。

※アセトアミノフェン:アセトアミノフェンは主に脳にある「体温調節中枢」に作用し、血管や汗腺を広げることで体外へ熱を逃し、熱を下げる働きをします。また、脳の中の発熱や痛みの情報を伝える物質を抑える作用があることから、頭痛や生理痛、関節痛などさまざまな痛みを和らげる働きをもっています。つまり、「解熱」と「鎮痛」という2つの効果を併せもつ成分です。
※イブプロフェン:解熱薬や鎮痛薬として使われる成分の一つです。痛みや熱の原因物質であるプロスタグランジンの体内での生成を抑え、鎮痛、解熱効果を発揮する他、抗炎症作用もあります。頭痛や関節痛、生理痛の他、かぜによる喉の痛みの緩和や解熱にも使用され、解熱鎮痛薬としてだけでなく、総合感冒薬(かぜ薬)にも配合されています。

処方薬

必要に応じて、医師の指示に従って処方薬を使用することもあります。処方薬は症状の重さに応じて選択されます。

理学療法士による運動療法
(リハビリ)

運動器リハビリテーション(Orthopedic Rehabilitation)は、骨・関節・筋肉・腱などの運動器系の機能回復を目指すリハビリプログラムです。石灰沈着性滑液包炎の患者さんに対しては、肩の機能を回復し、痛みを緩和するためにさまざまなアプローチが用いられます。以下に運動器リハビリで行われる主な治療法とエクササイズについて説明します。

関節モビリゼーション
関節の動きを改善するために行う手技です。特に肩関節の可動域を広げることを目的としています。
筋膜リリース
筋肉や結合組織の緊張を解放するための手技です。これにより、痛みの緩和と可動域の改善が期待できます。

当院では、患者様一人ひとりの症状やニーズに合わせたリハビリプランを提供しています。研究に基づいたアプローチと、理学療法士の専門知識を活かし、最適な治療を提供いたします。肩の痛みや可動域の制限でお困りの方は、ぜひ当院へご相談ください。

注射療法

保存療法で十分な効果が得られない場合、医師による注射療法が検討されます。

ステロイド注射

炎症を抑えるためにステロイド薬を患部に直接注射します。これにより、短期間で痛みの軽減が期待できます。
※ステロイド:副腎皮質ホルモンの一種で、細胞膜を通過して細胞の持つ免疫作用を調整します。それにより、腫れや痛みを抑えることができます。

石灰溶解療法

超音波ガイド下で針を使用し、沈着した石灰を洗浄または吸引する方法です。石灰の溶解や除去を目的としています。この方法は即効性があり、多くの患者に有効です。石灰を除去できるだけでなく、同時にステロイド注射を実施することもできます。特に石灰が大きく痛みが強い場合には迅速な症状緩和が期待できます。当院では、石灰溶解療法は出来かねますので必要に応じて、近隣の関連病院である信州大学病院、相沢病院、丸の内病院に紹介させていただきます。

手術療法

保存療法や注射療法が効果を示さない場合、手術をお勧めします。当院では、手術療法は出来かねますので必要に応じて、近隣の関連病院である信州大学病院、相沢病院、丸の内病院に紹介させていただきます。
術後は医師と理学療法士が細やかな連携をとりリハビリテーションを行います。

関節鏡手術

小さな切開を行い、関節鏡を使用して沈着した石灰を直接除去します。この手術は低侵襲であり、比較的短期間(入院期間は2〜3日)での回復が期待できます。

早期の診断と治療の重要性

石灰沈着性滑液包炎は、適切な治療を受けることで症状を大幅に改善することができます。
肩の痛みや違和感を放置すると、日常生活に支障をきたすだけでなく、症状が悪化することもあります。
早期に診断を受け、適切な治療を始めることで、痛みのない快適な生活を取り戻すことが重要です。

石灰沈着性滑液包炎は、肩の痛みや可動域の制限などの症状を引き起こす疾患です。
保存療法、注射療法、リハビリの組み合わせにより、症状を効果的に管理することが可能です。
肩に痛みや違和感がある場合は、早めに専門医の診断を受け、適切な治療を開始することが重要です。
適切な治療により、痛みのない快適な生活を取り戻すことができます。