朝の歩き始め かかとがピリッと痛い|松本市の整形外科|鈴木整形外科

院長ノート DOCTOR-NOTE

朝の歩き始め かかとがピリッと痛い

こんにちは。先週に続き、この土日で運動会があちこちで行われたようですね。 さて、今日は「足底腱膜炎」のお話です。 最近、私の中学時代の同級生が、かかとの痛みを訴えて来院しました。症状としては、朝が特に痛くて、歩き始めが辛いとのこと。近所の医院を受診しましたが、痛め止めの薬を処方されただけだったようです。 足底腱膜炎は、かかとの内側部の辺りが痛く、朝、歩き始めが特に痛いという特徴があります。同級生もやはりこの疾患でした。 この疾患の患者さんの多くは、朝の起床時に床にかかとをついた際にピリッとした痛みを感じるけれども、その後体を動かしてる間に痛みは和らぎ、日中はさほど気にならず生活しているケースがよくみられます。 実はこの疾患の受診、最近とても増えています。 コロナ禍との上手な付き合い方を覚えてきて、外出する機会が増えたり、暖かくなってランニングやウオーキングを再開した方も多いのではないのでしょうか。これはスポーツ愛好家や中年女性に多い疾患でもあります。 朝の歩き初めのかかとの痛みが長引いている方は、この疾患の可能性がありますので、整形外科専門医を受診して早く治療して下さい。 治療やストレッチ方法など詳しくはこちら↓足底腱膜炎