へバーデン結節|松本市の整形外科|鈴木整形外科

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院長ノート DOCTOR-NOTE

へバーデン結節

へバーデン結節とは

へバーデン結節とは、主に指の関節に生じる変形性関節症の一種で、特に指の末節(最も遠い関節)に結節(硬い塊)が形成されることを指します。この状態は通常、中高年の女性に多く見られますが、男性にも発生することがあります。

症状
  • 関節の腫れと痛み
  • 初期には関節が腫れて痛むことが多いです。痛みは日常生活で手を使う動作に影響を与えることがあります。

  • 関節の硬化
  • 結節が形成されることで関節が硬くなり、指の動きが制限されます。

  • 変形
  • 進行すると関節が変形し、指が曲がったりすることがあります。

  • 可動域の制限
  • 関節の変形により、指の可動域が狭くなり、日常生活での手の使用に支障が出ることがあります。

原因

遺伝的要因

家族歴がある場合、発症リスクが高まります。

性別

女性は男性よりも発症しやすいです。

加齢

年齢が上がるとともにリスクも高まります。

過剰な使用

職業や日常生活で手を頻繁に使う場合、関節に負担がかかりやすくなります。

診断

問診・触診

医師により、患者の症状や病歴を聞き、指の関節を視診します。

画像診断
X線検査
関節の変形や骨の異常を確認するために行われます。
MRIや超音波検査:詳細な画像が必要な場合に使用されることがあります。当院では、MRIは出来かねますので必要に応じて、近隣の関連病院である信州大学病院、相沢病院、丸の内病院に紹介させていただきます。