【松本市四十肩・五十肩】腕が上がらない、夜眠れない…その肩の痛み、我慢していませんか?

1.院長挨拶
こんにちは!いつも院長ノートをご覧いただき、ありがとうございます。長野県松本市島立にある整形外科・リハビリテーション科「鈴木整形外科」院長(日本整形外科学会専門医)の鈴木成典です。
年齢を重ねるにつれて、今まで何気なく行っていた動作が少しずつ難しく感じることはありませんか?洗濯物を高いところに干す時や、シャワーで頭を流す時など、ふとした瞬間に肩にズキッとした痛みを感じてお悩みの中高年の方が、当院にも多くご来院されます。
・「腕を上げようとすると肩に強い痛みが走り、着替えや洗濯物を干すのがつらい」
・「夜中、肩が痛んで目が覚めてしまい、ぐっすりと眠ることができない」
・「腕を後ろに回す動作ができず、背中を洗ったりエプロンを結んだりできない」
その気になる症状、実は「四十肩・五十肩」が原因かもしれません。四十肩・五十肩は加齢に伴う変化として非常に多く、適切な対応が大切です。当院のリハビリやケアで症状を和らげ、肩の動きを改善するお手伝いをいたしますので、まずは当院へご相談ください。日常生活を快適に、思い切り趣味やスポーツを楽しめる日々を取り戻せるよう、
しっかりとサポートいたします。改善に向けて一緒に取り組んでいきましょう。
①四十肩・五十肩の原因とメカニズム
肩の関節は、骨、軟骨、靭帯、そして関節を包む袋(関節包)など、多くの組織から成り立っています。年齢を重ねることでこれらの組織に炎症が起き、さらにその炎症が広がることで関節包が硬く縮こまってしまう(拘縮)ことが主な原因と考えられています。特に40代から50代以降の方に多く見られ、肩の酷使や過去の軽いケガがきっかけになることもありますが、明らかな原因が思い当たらないまま発症することも少なくありません。
②四十肩・五十肩のセルフチェック項目
ご自身やご家族の状態が当てはまるか、以下の項目を確認してみてください。
- 腕を真上まで挙げることが痛くてできない
- 髪をとかす、または背中を洗う動作が難しい
- 寝返りを打つと肩が痛んで目が覚めてしまう(夜間痛)
- 肩を動かさなくても、じっとしているだけでうずくような痛みがある
これらに当てはまる場合、四十肩・五十肩を起こしている疑いがあります。
③当院での診断と治療
当院では、患者様一人ひとりの状態に合わせた丁寧な診断と治療をご提案しております。
- 丁寧な診断:丁寧な問診や触診に加え、レントゲン検査などを通じて、痛みの原因が四十肩・五十肩なのか、あるいは別の肩の病気や首からの神経の症状ではないかをしっかりと確認いたします。
- リハビリテーション・理学療法:当院が特に力を入れているのが、「運動器リハビリテーション」です。経験豊富な理学療法士が複数名在籍しており、単なるマッサージではなく、痛みの原因や動作のクセ、肩周りの筋肉の緊張にアプローチする個別プランを作成いたします。温熱療法や電気治療などの物理療法を組み合わせながら、無理のない範囲で可動域を広げるサポートを行います。
- 生活指導:肩の痛みや動作の制限は、日常生活での無意識な負担や体の冷え、姿勢のクセなども大きく関係しています。当院では、強い痛みがある時期の無理のない過ごし方や保温のポイントをはじめ、着替えや家事などの日常動作で肩への負担を減らすコツ、ご自宅で安全に行えるセルフケアやストレッチの方法を丁寧にお伝えします。院内での治療・リハビリだけでなく、ご自宅での過ごし方も含めてトータルでサポートいたします。
- 薬物療法:痛みが強い時期には、症状に合わせた内服薬や湿布を処方し、まずは炎症と痛みを和らげることを目指します。
④放置するリスクと早期治療(対策)のメリット
四十肩・五十肩は「そのうち治るだろう」と痛みを我慢して放置してしまう方が少なくありません。しかし、炎症が強いまま放置すると、痛みを避けるために肩を動かさなくなり、結果として関節が固まってしまう(拘縮)恐れがあります。早期に整形外科を受診し、適切な治療とリハビリを開始することで、つらい痛みの緩和と、肩関節が固まるのを防ぐことが期待できます。早期の対策が、スムーズな回復への第一歩となります。
⑤日常生活や運動時に気をつけるべきポイント
四十肩・五十肩の症状を悪化させず、日々の負担を減らすためのポイントをご紹介します。
- 痛みが強い時期は無理をしない:ズキズキとした強い痛みがある時期(急性期)は、重いものを持ったり、無理に腕を高く上げる動作は控えましょう。まずは安静を保ち、炎症を鎮めることが大切です。
- 肩周りを冷やさない:痛みが少し落ち着いてきたら、肩周りを保温することを心がけてください。入浴時にお湯にゆっくり浸かるなどで温めることにより、血流が促され、筋肉の緊張を和らげることが期待できます。
- 痛みのない範囲で少しずつ動かす:激しい痛みが和らいできたら、肩関節が固まらないように、無理のない範囲で少しずつ動かすことが重要です。リハビリで指導されたストレッチなどを、日常生活の中へ少しずつ取り入れていきましょう。
2.教えて先生!よくあるQ&A
Q1.四十肩と五十肩は違う病気なのでしょうか?
A1.呼び方が異なるだけで、どちらも「肩関節周囲炎」という同じ疾患です。発症した年齢(40代か50代か)によって習慣的に使い分けられているだけで、症状や原因に大きな違いはありません。
Q2.自然に治ると聞きましたが、放っておいても大丈夫ですか?
A2.時間の経過とともに痛みが徐々に和らぐこともありますが、放置すると関節が固まってしまい、腕が上がりにくくなる後遺症が残る恐れがあります。適切な治療とリハビリを行うことで、痛みの早期緩和と機能の回復が期待できますので、早めの受診をご検討ください。
3.まとめ・受診のすすめ
肩の痛みは、着替えや家事、睡眠など毎日の生活に直結するつらいお悩みです。「年のせいだから」と諦めず、適切な治療とリハビリで少しずつ改善を目指すことができます。松本市周辺で四十肩・五十肩にお悩みの方や、肩の動きに変化が気になり始めた方は、一人で悩まずに当院へお気軽にご相談ください。WEB予約またはお電話でお待ちしております。
詳しくはこちらから↓↓
https://suzukiseikei.reserve.ne.jp/
長野県松本市鈴木整形外科
4.参考文献
本記事は以下の信頼できる医学的根拠およびガイドラインを参考に作成しています。
- 日本整形外科学会「五十肩(肩関節周囲炎)」
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/frozen_shoulder.html
- 国立病院機構霞ヶ浦医療センター:「五十肩」
https://kasumigaura.hosp.go.jp/section/seikei_gojyukata.html
著者 院長 鈴木成典
【略歴】
東筑摩郡山形村出身
岩手医科大学卒業(昭和61年)
信州大学整形外科教室入局
信州大学病院、厚生連安曇病院、厚生連篠ノ井病院、飯田病院、県立木曽病院、相澤病院に勤務
平成11年松本市島立に鈴木整形外科を開業
【資格・所属学会】
日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会スポーツ認定医
日本スポーツ協会公認スポーツドクター
