こんにちは。4月も半ばを過ぎ、松本市内もほぼ葉桜、田植えのシーズンへと移行してます。 畑仕事や新生活で、活動的になり、あちこちの痛みが出てくる頃でもあります。 その中で、特に何かした訳でもなく、原因もわからず、急に膝の痛みや腫れが生じてきたと受診する患者さんが、ここ最近増えています。 そのような患者さんを検査してみると、尿酸値が高く、いわゆる痛風による膝関節炎を生じている場合がいくつかありました。 患者さんの中には、実は以前から健康診断で高尿酸値を指摘されていた、という方もいらっしゃいました。 痛風というと、足の親指の腫れと痛みを想像しがちですが、膝関節の腫れや痛みの場合もあります。 原因がなく、膝に痛みや腫れがでてきた方、以前から膝の痛みを繰り返ししている方は、痛風も考えられますので注意が必要です。 4月後半からのGWは、バーベキューなどお酒や美味しいものの誘惑がある、尿酸値の高い方にとっては、非常に悩ましい連休とも言えます。痛みが出てる方、健康診断で指摘された方、以前受けていた治療を自己判断で中断してしまった方は、どうぞお近くの整形外科を受診してください。