【松本市 夏の脱水や筋肉のつり】夜中の激しい痛み…それ、夏の「隠れ脱水」が原因かもしれません!
- 院長挨拶
こんにちは!いつも院長ノートをご覧いただき、ありがとうございます。長野県松本市島立にある整形外科・リハビリテーション科「鈴木整形外科」院長の鈴木成典です。
・「夜寝ているときに突然ふくらはぎが激しくつって、痛くて目が覚めてしまう…」
・「日中の畑仕事や庭いじりの後、足や手の筋肉がピクピクと痙攣してつらい…」
・「エアコンの効いた部屋にいるのに、なんだか足がだるくて筋肉がこわばる感じがする…」
このようなつらい症状でお困りではありませんか?実はその痛み、「夏の脱水や筋肉のつり(こむら返り)」である可能性が高いのです。「たかが足のつり」と我慢してしまう方も多いのですが、頻繁に起こる場合は筋肉や神経からのSOSサインかもしれません。「ただの足のつり」と思っていても、その裏に腰や神経の疾患が隠れていることもあります。当院では正確な診断を行い、適切なお薬の処方や日常生活のアドバイスを通じて症状の緩和をサポートいたしますので、まずは当院へご相談ください。痛みのない健やかな日常生活を取り戻せるよう温かくサポートいたします。
- 目次
- 院長挨拶
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- 本文
- 夏の脱水や筋肉のつりの原因とメカニズム
- 自分でできる!セルフチェック項目
- 当院で行う専門的な診断と治療
- 放置するリスクと早期治療のメリット
- 日常生活で気をつけるべきポイント
- 教えて先生!よくあるQ&A
- まとめ・受診のすすめ
- 本文
夏の脱水や筋肉のつりの原因とメカニズム
夏になると足がつりやすくなる(こむら返りを起こす)のは、ズバリ「水分とミネラルの不足」が大きな原因です。暑い中での活動や、寝苦しい夜に汗をかくと、体内の水分と一緒にナトリウムやマグネシウムといった「電解質(ミネラル)」が失われます。これらのミネラルは、筋肉をスムーズに動かしたり、神経の伝達をコントロールしたりする重要な働きをしています。そのため、バランスが崩れると筋肉が異常な収縮を起こし、激しく「つる」状態になってしまうのです。
さらに、年齢を重ねると体内に蓄えられる水分量が自然と減少するだけでなく、「喉が渇いた」と感じるセンサーも鈍くなってきます。ご自身では気づかないうちに「隠れ脱水」に陥り、筋肉の血流が悪くなることで、突然の激しい痛みを引き起こすメカニズムとなっています。
自分でできる!セルフチェック項目
ご自身の症状が当てはまるか、以下の項目を確認してみてください。
- 夜中や明け方に足がつって目が覚めることが週に何度も起こる
- 意識して水分を摂っていないと、すぐに足がだるくなったりピクピクする
- 冷房の効いた部屋に長くいると、足先が冷えて筋肉が硬く感じる
- 長時間歩いたり、立ち仕事をした日の夜に必ず足がつる
- 足だけでなく、手や指先がつったり痙攣したりすることがある
これらに当てはまる場合、脱水が関係している可能性が高いと言えます。
当院で行う専門的な診断と治療
当院では、患者様一人ひとりの症状に合わせた丁寧な診断と治療をご提案しております。
- 正確な診断:丁寧な問診により、いつ、どんな時に症状が出るのかをしっかりお聞きします。さらにレントゲン検査を行い、足のつりの原因が単なる脱水だけでなく、腰の骨の変形や神経の圧迫(脊柱管狭窄症など)といった整形外科的な疾患が隠れていないかを正確に見極めます。
- 生活指導: 夏の脱水に伴う「足のつり(こむら返り)」自体に対しては、基本的に大掛かりなリハビリや注射、手術などは行いません。水分補給のタイミングやご自宅でできる正しいストレッチなど、根本的な解決に向けた「日常生活での対策」を丁寧にアドバイスいたします。
(※検査の結果、別の整形外科疾患が見つかった場合は、その疾患に合わせた専門的なリハビリや治療をご提案いたします)
放置するリスクと早期治療のメリット
「たかが足のつり」と放置してしまうと、激しい痛みへの不安から睡眠不足に陥り、日中の疲労感が抜けなくなってしまうことがあります。また、つった時の痛みでバランスを崩し、転倒して骨折してしまうリスクも中高年の方には非常に危険です。早期に整形外科を受診する最大のメリットは、「腰の神経の病気や血流障害」など、隠れた別の病気を見逃さないことです。原因を正しく突き止め、適切なお薬やケアを始めることで、夜もぐっすり眠れるようになり、生活の質が大きく向上することが期待できます。
日常生活で気をつけるべきポイント
ご自宅でも、以下の点に気をつけることが重要です。
- こまめな水分・ミネラル補給: 「喉が渇いた」と感じる前に、コップ1杯の水分を摂る習慣をつけましょう。汗をかいた日は、水だけでなく麦茶やスポーツドリンクなどでミネラルも一緒に補給することが大切です。
- 体を冷やしすぎない工夫: 冷房の冷たい風が直接足に当たらないように、長ズボンやレッグウォーマーを活用してください。足元を温めることで血流が良くなり、筋肉の緊張を防げます。
- 寝る前の軽いストレッチ: お風呂上がりや就寝前に、ふくらはぎをゆっくりと伸ばすストレッチを行いましょう。反動をつけず、痛気持ちいい程度にじんわり伸ばすのがコツです。
- 教えて先生!よくあるQ&A
Q1. 水分は1日にどのくらい飲めばいいですか?
A1. 体格や活動量にもよりますが、食事以外で1日に1〜1.5リットルを目安にしてください。一度に大量に飲むのではなく、朝起きた時、毎食後、入浴の前後、寝る前など、コップ1杯(約200ml)をこまめに分けて飲むのが効果的です。
Q2. 夜中に足がつってしまった時は、どうすればいいですか?
A2. 痛いからといって無理に強く揉んだり、急に引っ張ったりしないでください。まずは深呼吸をしてリラックスし、膝を少し曲げた状態で、足首をゆっくりとすねの方向へ反らせるように優しくストレッチしてください。
Q3. 足のつりや筋肉の痙攣だけで、整形外科に行ってもいいのでしょうか?
A3. はい、もちろんです!「足がつる」という症状の裏には、腰部脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなど、背骨や神経のトラブルが原因となっていることもあります。自己判断せず、まずは当院で骨や神経に異常がないかをしっかり検査しましょう。
- まとめ・受診のすすめ
夏の脱水やそれに伴う筋肉のつりは、適切な水分管理と筋肉のケア、そして必要に応じたお薬や日常生活の対策でしっかりと予防・改善できる症状です。痛みを我慢して睡眠不足や転倒のリスクを抱え込む前に、専門的な診断を受けることが健康な毎日への第一歩となります。
松本市周辺で夏の脱水や筋肉のつりにお悩みの方は、一人で悩まずに当院へお気軽にご相談ください。WEB予約またはお電話でお待ちしております。
詳しくはこちらから↓↓
https://suzukiseikei.reserve.ne.jp/
6.参考文献
本記事は以下の信頼できる医学的根拠およびガイドラインを参考に作成しています。
- 大野政人, 野坂和則 (2004). 筋疲労および脱水が運動誘発性筋痙攣に及ぼす影響. 体力科学, 53(1), 131-139. https://doi.org/10.7600/jspfsm1949.53.131
- Lau, W. Y., Kato, H., & Nosaka, K. (2019). Water intake after dehydration makes muscles more susceptible to cramp but electrolytes reverse that effect. BMJ Open Sport & Exercise Medicine, 5(1), e000478. https://doi.org/10.1136/bmjsem-2018-000478
- Maughan, R. J., & Shirreffs, S. M. (2019). Muscle Cramping During Exercise: Causes, Solutions, and Questions Remaining. Sports Medicine, 49(Suppl 2), 115–124. https://doi.org/10.1007/s40279-019-01162-1

著者 院長 鈴木成典
【略歴】
東筑摩郡山形村出身
岩手医科大学卒業(昭和61年)
信州大学整形外科教室入局
信州大学病院、厚生連安曇病院、厚生連篠ノ井病院、飯田病院、県立木曽病院、相澤病院に勤務
平成11年 松本市島立に鈴木整形外科を開業
【資格・所属学会】
日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会スポーツ認定医
日本スポーツ協会公認スポーツドクター
